溢れ出す我侭。

堰を切って溢れ出した私の思いは結局君の言葉で塞き止められる。

束の間の安堵感。
そして其れは瞬時に不安によって掻き消される。


先を見れば見るほど、私は途方に暮れてしまう。

君と居ると自分を見失う。

独りになると漸く冷静さを取り戻す。



あの子の存在を知ってから私は正気を失っている。

私の限界はもう疾うに過ぎている。