ギターウルフ。

昨日は、日本で二番目に古いライブハウスこと京都 磔磔へ。
ギターウルフのライブを見に行って参りました。


磔磔というライブハウスは酒蔵を改造して作ったらしく、
規模は小さくステージとの距離は皆無で、
アットホームな雰囲気漂う木造建築物。



感想から言うと史上最強に楽しいライブでした。
パフォーマンスが半端なくかっこよかった。



邦楽のライブは奥田民生氏に続く二回目で当たり前だけど
そのライブとは全く逆でザッツ・ロック・パフォーマンス的な
ノリが物凄くよかった。



まず、登場して短い音合わせ的なのが終わると
ダウンタウン的に言うと)
ギターウルフがビールを一気飲みしだし、
ベースウルフはクールにベースを爪弾き、
ラムウルフは乱れたリーゼントを丁寧に整えるところから
彼らのライブは始まる。



ステージと客を隔てているのは柵だとかそんなんじゃなくてアンプ。
ギターウルフの汗だとか唾だとか普通に飛んでくる距離だし。
マイク無しでも声普通に聞こえんじゃないの?ってくらいの距離。
こんな近くでライブを見ることなんて
この先無いんじゃないかなってくらい。
最前列のドラムセットの真ん前に陣取っていた私は、
お陰で後ろからの圧力がかかる度に上向きに置かれたアンプに
なだれ込む形になり一日経った今でも耳鳴りが止まない後遺症に
悩まされています。


ノイジーサウンド
ベースを弾きながらたまにペロっと舌を出すベースウルフに悩殺。
えらく男前にドラムを叩くドラムウルフさん。
曲間曲間には、必ず乱れたリーゼントを整える。
ライブであろうが男のみだしなみを忘れない。
ギターウルフはお腹一杯になるくらいに「ロックンロール」
と云う言葉をシャウトし、ステージに客を上げ、ギターを弾かせたり、
ピラミッドを作って頂点に上ってみたり、
客席の真中にあったテーブルの上から「ロックンロール」
と叫んで飛んでみたりと小さいライブハウスならではの
パフォーマンスを繰り広げる。


なんか物凄くロックなライブだったけど
物凄くほのぼのした雰囲気のいいライブでした。


何ていったって、あんな間近でプロの演奏を見れること自体に感動。


遥々京都まで見に行って良かった。


最後には、ドラムウルフがグッズを自ら売っていたので
給料日前の私にはTシャツは流石に購入できなかったので
缶バッチを5個千円にまけてもらい購入。


耳鳴りとライブの余韻が冷めやらぬまま帰路に着きました。