搾って、ぼくの真っ赤な血を全部。

ゆらゆら帝国のライブ@なんばHATCH




チケットを持っている同伴者が遅れる、との一報。
とりあえずドラクエをして時間を潰す。


遅れること30分、ようやく合流し、とりあえず会場内に入ったところ、思っていたよりも人でひしめきあっていて、ステージなんて微塵も見えやしない。。。
ちょっと体調も悪かったのも伴って、イライラがMAXに。
場所を移動したり、なんだりしてもステージが全然見えない。
2、3曲聴いたところやはり「空洞です」中心のセットリストの様子。



ステージの見えなさ加減に業を煮やして、反対側の入り口から入るとようやくかろうじてステージが見えた。
ボーカルは、期待を裏切らずにもしゃもしゃ頭+赤いパンタロン
ベースは全身真っ黒で、微動だにせず、黙々とベースを弾く。最後まで最初に立った位置から動いていなかったような。。。
ドラムはうまく形容出来ないけど独特な叩きかただった。流れるようにというか、スムーズにというか、最新の機械っぽい動きがカッコよかった。


なんか殆ど全曲、曲の後半、間奏の演奏がケオティックだった。
やけに長い。
ギターの高音がやばい。
何と言うか演奏が凄くて、トランス状態?目を瞑ったらザーッと映像が流れてくる感じがずっと続く。中毒性があるような。骨に音が染みてくる感じ。サイケデリックだった。


ステージが満足に見えていなかった時もあったから、視覚の効果はすごいなと思った。演奏のクオリティ自体はまったく同じはずだから音だけ聴こえれば満足できるはずなのに、ステージが見てる方がやっぱり満足感だとか感度とかが格段とレベルアップするもんなんだな。


どの曲だったか忘れたが、照明の演出で場内真暗で赤い細い線のライトのみで演奏してて曲の後半でいきなりでっかいミラーボールが回りだした時は綺麗だった。


正直『空洞です』はあまり聞いてなくて、演奏をじっくり聴くぞ的なノリだったんだけど、『夜行性の生き物3匹』→『発光体』の流れは、やばかった。テンションがMAXになった。


個人的には『ズックにロック』、『グレープフルーツちょうだい』、『ゆらゆら帝国で考え中』とか、前の曲ももうちょっと聞きたかった。


全体的にほんとに音が凄いライブだったと思う。音を浴びるというか、こんな感じの気持ちの良いライブは始めてだったな。



@ネットで拾ったセットリスト
・やさしい動物
・まだ生きている
・できない
・あえて抵抗しない
・なんとなく夢を
・美しい
・無い!!
・おはようまだやろう
・学校に行ってきます
・EVIL CAR
・夜行性の生き物3匹
・発光体
・つきぬけた
・ロボットでした
・3×3×3
・ひとりぼっちの人工衛星
・空洞です

『3×3×3』『ひとりぼっちの人工衛星』『空洞です』もよかったな。