最終的にはそうですか。
月曜日。
近頃、原因不明の腹痛で目覚める毎日で、仕事も休みがちになってしまい、
あまりにも頻発するものだから、意を決して病院へ行った。
私は、病院たる場所に物凄い不信感がある。
無論、理由も無くそう感じるのではない。
2、3年前の夏頃。
全身に痒みを感じ、掻き毟るものだからひどく肌がただれ、
周囲に促され渋々近所の病院へ。
長い時間またされたあげく、漸く名前を呼ばれたので、
診察室の扉を開けたらば、ドリフを地で行くご老人が、
堂々と椅子に腰を掛けているではないか。
「大丈夫かなぁ」という不安も、
いや、何だかんだ言ったて医者だし、
そこ等辺の老人とはやはり一線を隔すであろうと。
が、しかし、というか、やはり、というか、そのご老人へっぽこ医者は、
「今日はどうされました?」
「身体が痒くて、かぶれが酷いので。。。」
「はぁ?」
「いや、だから身体が痒くて。。。」
「あぁ、そうか、痒くてね、いつから?」
「2、3ヶ月くらい前から」
「はぁ?」
「・・・いやだから、2、3ヶ月前からで」
「あぁ、で、そのかぶれはどうしたの?」
というやりとりを散々した結果、
「で、何か心あたりはないの?」
おーい、それが知りたくて病院までわざわざ来たんですけど。。。
しっかりしてくれよ、本気で。
結局、医者からの診断は特に無く、痒み止め等々の薬を処方されただけであった。
なんだかそんなへっぽこ医者のお陰で
病院=時間の空費、無意味なお金の消費でしかなかったので、
今回も結構渋っていたのだが、
周りに迷惑を掛けているのでやはりここは原因究明が先決では。と。
今度は、町の病院では無く中津にあるでかい総合病院へ。
そこでもやはり時間の空費。
受付をするだけで、40分は待つ。
手続きが済み、心療内科へ行くよう指示が出たので向かう。
待つこと、1時間弱。
漸く検診開始。
診察時間10分足らず。
妊娠検査を促されたので、採血と尿検査の為所定の場所へ。
血を抜かれるのを待つこと30分。
検査結果を待つこと1時間半。
結果異常なしとのことなのでレントゲンを撮れと指示。
所定の場所へ向かう。
放射能を浴びる為に待つこと1時間弱。
撮影時間5分足らず。
レントゲン写真を持って、診察室へ。
「特に異常はありません。」
喜ばしいことだけど何とかならなものかね、この待ち時間。
「精神的なストレスが問題かもしれない」と言われる。
そんなこと散々周りから言われてるのにね。
心療内科ならもっとカウンセリングっぽい事してよね。
そこで終わったとあなどる無かれ、
処方された薬を受け取るまでに更に1時間弱待つ羽目に。
そして払った医療代は約7千円。
またしても、時間の空費と金銭の消費以外に行った意味がなかったような。
まぁ、異常が無いのに越した事は無いか。