自惚れんじゃねぇ!と鼻の穴におもいっきり指を突っ込んでやりたくなった浴室。


過剰な自意識・・・・


行動が制限されてるのも、独りの時間が欲しいのも、お互い様なのに、このすっとこどっこいは、一体何を言っているんだろう。


干渉してくるのはどっちだ?


私の趣味や嗜好、価値観にいちいちいちゃもんを付けてくるのが、気にくわない。否、正確には、いちゃもんを付けたくて仕方がない、だ。
「直接、言っていない」と言うのが防衛線なのか知らんが、そのあからさまな態度をとる時点で卑怯だ。
そう言う風にされれば、私は、自分の感性に引っ掛かる総てへ、手を出すのが億劫になるではないか。
やがてそれらを意識的にに遠ざけて疎遠になる。


これほどまでに、相手の批評の的となること、はたまた相手に影響されたり、感化されるのに途方もない嫌悪感を抱くのは何故だろう。
未だに解せないことだらけだ。



私はただ、カメラを構えたり、スケッチブックを広げたり、文字を並べたり、音楽を弄ったり、自分の拙い衝動が溢れた時に、誰にも遠慮することなく、自分のペースで、飽きるまでしたいだけなのです。



意識的に、自分と他者に優劣をつけ、見下している(恐らくそれを楽しむと同時に自己に深く陶酔している)であろうな。



と、劣等感からくる被害妄想は、夜な夜な繰り広げられ、真っ赤なベッドで夜明けを迎えましたとさ。